多目的用途
GNSS QCは、以下のような多目的な用途に使用できるGNSSデータの分析ツールです。
- 基準点の詳細分析
- GPS/GLONASS基準的ネットワークの品質制御
- 受信機の性能検査
- 1周波、または2周波データの分析
- リアルタイム、または後処理での変位分析
- 電離層マップの表示
- RINEXデータの管理(連結、縮小化)
全ての基準局ネットワークに最適
ライカのGNSS QCは、標準のRINEX 2.1/2.11の GPSとGLONASSデータを処理できるので、ライカのGPS Spiderを初め、全ての基準点ネットワーク用ソフトウエアと組み合わせることができます。したがって、ライカのGNSS QCは、全ての基準点ネットワーク用ソフトウエアの最良な仲間ということができます。ネットワークの管理者は、GNSS QCを使うことで、GNSSデータの品質を効率的に監視できます。優れた性能と高い柔軟性の、ライカジオシステムズの基準点ネットワーク用ソフトウエアGPS Spiderと受信機GPS1200は、GNSS基準点ネットワークの基準になりつつあります。先進のデータ分析ツール
GPS基準局ネットワークデータ分析には下記機能が利用できます:
- データ量の検証(捕捉状況、データの欠損)、データ品質の検証(サイクルスリップ、マルチパス、SNR)、およびフォーマットの検証(標準のRINEXへのコンプライアンス)によって、総合的な品質チェックを行います。
- マルチパス分析機能によって、1周波、または2周波のコードマルチパス(MP1とMP2)を要約数値とグラフで表示します。
- SNR(信号の対ノイズ比)分析機能によって、SNR特性を要約数値とグラフで表示します。
- 座標分析ツールによって、ライカのGPS Spiderの位置決め機能を使うために、あるいはローバーの性能検査を行うために、リアルタイム、またはオフラインで座標情報を表示します。
GNSS基準点ネットワークデータの自動分析
基準局ネットワークでは膨大なデータが生成されますので、専用のソフトウェアがなければそれらのデータを詳細に分析することは不可能です。ライカGNSS QCは、基準局ネットワークデータの検査、警告、表示、配信のために作られた総合的なツールです。現況は信号機シンボルや他の図形により瞬時に表示されます。さらに詳細な調査のためにリッチテキストによるレポート、Webページ、グラフなど一連のデータが作成されます。
変位分析
GNSS QCは最大20Hzのスピードで変位を計算し数値およびグラフにて表示させることができます。GNSS QCには信号機シンボルによる状況表示や強力なメッセージ配信のシステムがあるので、GPS Spiderとの併用により、GPS/GLONASS変位モニタリングや基準局を使った包括的なモニタリングに最適のソリューションとなります。X座標、Y座標、高さ、2D、3Dの変位がリアルタイムで計算され画面やWeb上に表示させることができます。データのフィルタリングや保存も可能です。
限界チェックとメッセージの配信
各基線で、縦軸、横軸、高さ、2D、および3Dの変位の絶対限界値を、3つのレベルで設定できます。限界チェックの結果とメッセージを配信するリンクに、Eメール、SMS(ショート・メッセージ・サービス)、およびコマンド・ライン・アクションを設定できるという、柔軟なメッセージシステムを備えています。現在の接続と、各基線の解析状況を表す交通信号の記号を表示します。
業界標準のデータフォーマット
ライカGNSS QCは、ライカフォーマット以外に標準フォーマットであるNMEA(GGA、GGQ、LLQを含む)に対応しています。またTCP/IP、シリアル、SQLデータベースなどの通信リンクもサポートされています。ライカGNSS QC、ライカGPS Spider、ライカSpiderWebという組み合わせが使い勝手、システム構築の面から最も効率的です。
フリーバージョンのライセンス
ライカのGNSS QCは、ホームページからダウンロードして無料で使用できます。登録も、プロテクションキーも必要ありません。フリーバージョンのGSNN QCには、以下の機能が含まれています。