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株式会社四航コンサルタント

ユーザーレポート TCR705 auto、ScanStation2
 
株式会社四航コンサルタント  
香川県高松市の測量会社兼建設コンサルタントの株式会社四航コンサルタント様でのTCR705 autoの活用事例をご紹介します。
柔軟な組織体制により厳しい環境を克服

公共事業の減少、市町村合併に伴う案件数の減少等の厳しい業界環境を克服するために四航コンサルタント様は組織体制をより柔軟性の高いものへと再編成し、本業の航空写真測量、一般測量に限らす、DM・GIS案件、3次元レーザー計測、システム開発等、多角的にどんな分野の案件でも受注できる体制を作っています。

四航コンサルタント様は昭和53年に設立されたアジア航測のグループ会社です。現在は常勤職員35名に加えて、臨時職員20名により会社を運営されています。また、高松市内の本社の他、松山市、徳島市、高知市にも支社網を展開されています。一般測量の分野では四国電力関連の測量業務、遺跡調査、一般土木関係、道路台帳作成を中心に幅広い仕事を受注されています。

TCR705 autoの導入理由

同社は愛媛県今治市と瀬戸内海に浮かぶ大島を結ぶ来島大橋建設工事に参加された際に橋脚の位置を0.1mm単位で測定することが求められました。レンタルでライカのTC2002(当時はWILDブランド)を使用し、渡海水準測量、橋脚の位置決め等の作業に活用したことがあり、その時の感覚が当時プロジェクトに参加されていた森本主任の印象に残っていました。

それから7-8年後、広範囲に渡る街区基準点設置を請け負われた際に会社のトータルステーションを入れ替えることになりました。ノンプリ測距ができること、ペンコンとの接続性が確保されていること、モーター駆動搭載で作業スピードを上げられること等、様々な選定条件がありましたが、それに加えてWILDの経験が決めてとなりライカジオシステムズのトータルステーションTCR705autoを2台導入されました。

「(WILDの器械は)ものすごく使い勝手が良い。しっくりくるのです。

例えば微動ネジの感触とか、視準するときの十字線の細さとか。WILDの器械は国産のものと比べてすごいなと思っていましたが、値段が高いので購入するわけにもいかず、当時は必要なときだけレンタルして使っていました。

僕自身のそういうイメージがあったので、他社品ではピンと来なかった。

その頃にはもうペンコン等との互換性が改善されていたのでライカに決めました。」と都市情報部の森本主任技師はおっしゃっています。

TCR705autoの活用方法

(1)送電線の離隔測定

送電線付近に建築物を作る場合には経済産業省の省令に従い電圧に応じて、送電線からの安全な離隔距離を確保する必要があります。

四国電力の仕事を多く受注されている四航コンサルタント様はTCR705autoの機能をユニークな方法で活用されています。鉄塔の真下に器械を据えて、ノンプリで送電線と建物の座標を測定し、相対的な位置関係としての離隔を測定します。

「建物内には入って行けませんしね。ノンプリは必需品です。ここでは正反(観測)しながら電線の真下に器械を設置しなければならない。慣れてくると早くなり1箇所5分程度で据えられるようになる。最初は見た目で据えて、その後望遠鏡の反転により電線の真下に精確に設置するのです。」

(2)遺跡調査
公共発注の遺跡調査現場の現況図面作成も四航コンサルタント様の得意分野です。現在、高松市では崩落防止等を目的に天守台石垣の解体修理工事が行われています。解体に先だち、「史跡高松城跡天守台石垣解体に伴う写真撮影業務」が実施され、天守台の石垣形状を写真及びレーザー計測により保存し、解体後の石垣復旧に利用することになりました。当業務ではライカジオシステムズのトータルステーションTCR705autoの他に、同じくライカジオシステムズの3次元レーザースキャナのHDSが活用されました。

(3)3次元レーザースキャナーの機械点座標取得

四航コンサルタント様はライカジオシステムズの3次元レーザースキャナHDSも導入し、地方整備局発注の新技術対応の現場等に活用されています。

既知点からスキャナのターゲットを測定し、HDSに器械点座標を与える作業にもTCR705autoを活用されています。

TCR705autoについてのコメント

(自動視準・自動対回観測プログラム)
「自動対回が付いていて街区基準点設置作業をした時には助かった。1日に設置できる基準点の数は2倍以上になると思います。ものすごく慣れている人でも手作業(マニュアル)で対回観測すると2方向2対回ならば5分程度はかかってしまうはず。それが1分程度で完了してしまうのはすごい効果。これは先ず普通の器械ではできないこと。また、(自動的に許容範囲に収めてくれるので)再測が減ることによる時間短縮が大きい。また、少ない作業員で現場に出かけた時には自動対回している間に他の作業もこなせてしまうので便利。」

(レーザー求心)
「最初は光学求心でないと不安でしたが、結局は慣れの問題だと思います。今ではレーザー求心の方がずっと設置が早く、楽にできると思います。」

(微動ネジ)
「ネジをまわす感覚が他社品と比べると格段によい。昔、使っていたWILDのセオドライトを継承しているのを実感できる。」(その他)
「器械自体に不満は無いのですが、我々の仕事では重い器材を背負って山に登ることが多いのです。ケースの背負子がもっと調節しやすくなったり、背中に当たる部分がもっと柔らかくなったりするとよいのですが。その他は完璧です。」との総合評価をいただきました。


株式会社四航コンサルタント
〒760-0077 香川県高松市上福岡2057-6
Tel: 087-862-5865 Fax: 087-837-0590